学会の概要
察哈爾(チャハル)学会は、2009年10月に中国全国政治協商会議外事委員会副主任(副大臣クラス)である韓方明博士により成立された非政府的な外交と国際関係シンクタンクである。本部は中国河北省尚義県チャハル牧場におき、総合事務所は北京市海淀区の上庄鎮常楽村適園にある。「将来性、影響力、協力前進」を宗旨としており、国際的な影響力を持つ中国の独立したシンクタンクの構築に力を入れている。
学会は公共外交・国際関係・和平学を主な研究領域とし、実例研究・調査・保存書類の分析を主な研究方法とし、将来性のある革新的な知的サービスを提供している。学術交流や機関との提携、論文と研究レポートの発表、刊行物の出版、公共的活動の主催を通じ、政府の決定を支持し、国民に新しい理念と新しい考え方を提供する。また政府と、非政府的な機関、主流メディアとの間で、交流のプラットフォームを構築し、政府が重要な外交決定をする時、アドバイスと新思惟を提言することにより、政策と輿論に影響を与える。そして政府や研究機関、企業、国民を繋げる架け橋の役割も果たし、決定者が国際情勢の流れに対する理解を深め、移り変わる国際関係にうまく対応し、世界各国の相互理解を深め、政治・経済・社会問題をめぐって、国際的な支持と協力を深化させよう努めている。