機関案内
察哈爾(チャハル)学会は秘書処、国際コンサルティング委員会、文化と平和委員会(国際伝播委員会)、中米関係全国委員会、外交事務委員会、半島平和研究センター、ラテンアメリカ研究センター、ヒマラヤ区域研究センター、公共外交研究センター、衝突と和解研究センター、都市外交研究センター、「一帯一路」研究センター、エネルギー外交研究センター等の機関で構成されている。
秘書処(事務局)
秘書処は学会の運営事務を担当する。外交官の和志耕氏が秘書長を務め、周虎城氏が常務副秘書長、張忠義氏や馬文生氏などが副秘書長を務める。
秘書処の事務室は北京理工大学国防科技園2号楼の15階にある。学会は上海、ラサ、香港、韓国のソール、モーリシャスのポートルイスにも事務室がある。
国際コンサルティング委員会
略称は国諮委である。学会の内部に設置された調査研究、コンサルティング、協議の機関である。学会の知的サービスの質を高め、学会の国際的な影響力を強めることを目指している。メンバーは外交官、外国元政界要人と世界有名な学者、メディアや非政府組織の高級マネージャーである。
国務院新聞弁公室の元主任、第十一回全国政治協商会議常務委員、外事委員会の主任である趙啓正氏は名誉主席を務める。は韓方明氏と中央外交弁公室の元副主任の呂鳳鼎氏であり、秘書長は黄友義氏である。
文化と平和委員会(国際伝播委員会)
国際伝播委員会のメンバーは国内外の影響力のあるメディアと学者であり、知的サービスを世界的に広げ、学会の国際社会での影響力を高め、国際的な発言権を獲得して、世界的な公共外交核心機関や影響力のある知名度が高い外交と国際関係シンクタンクの構築に有利な環境を整えるなど力を尽くしている。2018年5月、国際伝播委員会の秘書処の提案を受け、仕事内容とメンバーの変更に応じるよう、会長に委員会の名前を文化と平和委員会に変えることを申し込んだ。会議の結果、提案は認められた。本委員会の最近の計画は依然として、学会の全体的な戦略配置に基づき、東北アジア地域の平和的な文化交流と実践活動の推進に重点を置くことである。
全国政治協商会議外交委員会の副主任兼国務院新聞弁公室の元副主任である王国慶氏と有名な芸能人である成龍(Jackie Chan)氏は本委員会の主席を務めている。
外交事務委員会
察哈爾(チャハル)学会外交事務委員会の主要メンバーは元大使と外交事務の専門家である。本委員会は学会の外交事務における力の向上、国際的な友好活動の展開、我が国の国際及び地域に関する外交政策の宣伝、社会団体との連携の深化や学会の国際的な事務の研究と発展における影響力の向上を目標としている。中国の特色のある大国外交が新時代に歩んでいく際に、学会は多くの人材を獲得し、国際事務に対応する経験を積み、外国語や歴史、政治、文学など様々な分野で実績のある外交官が知恵を絞ることにより、大きな発展を遂げている。
本委員会のメンバーは中国の元外交官親睦会副会長兼秘書長、法人代表者、外交部弁公庁元主任、元在イタリア、スイス中国大使の董津義氏や元在フィンランド中国大使、上海国際博覧会中国政府副総代表の張直鑑氏、中国人民外交学会常務理事、元副会長、外交部アフリカ局元局長、在マリ、モロッコ中国大使程涛氏、在モーリシャス中国大使、在香港特別行政区外交部特派員公署元副特派員の高玉琛氏、外交部領事局領事、領事法規の専門家の許育紅氏などを含む。
中米関係全国委員会
察哈爾(チャハル)学会中米関係全国委員会は国際コンサルティング委員会や文化と平和委員会、外交事務委員会、学術委員会の後に設立された委員会である。本委員会は各方面に対話のプラットフォームを構築し、政策提言しており、非政府的な外交と国際関係シンクタンクである察哈爾(チャハル)学会が政策を支持するという仕事を支え、各方面が交流と相互理解を深め、政治や経済、社会問題での対話と協力を推し進めるなど、中米関係の改善に向けて尽力している。
本委員会のメンバーは外交部元副部長兼元在アメリカ中国大使周文重氏、中央外交弁公室元副主任の呂鳳鼎氏、中国人民外交学会元中国共産党グループ書記兼常務副会長の盧樹民氏、全国政治協商会議常務委員兼北京大学国際関係学院院長の賈慶国氏、中国翻訳協会常務副会長、中国外文局元副局長兼編集長の黄友義氏、国際関係学院学長助手の達巍氏、清華大学社会科学学院副院長の趙可金氏、明智国際研究院院長の陳明鍵氏、華僑大学国際関係学院院長の林広宇教授などである。
ラテンアメリカ研究センター
ラテンアメリカ研究センターは公共外交研究センター、衝突と和解研究センター、都市外交研究センター、半島平和研究センター、ヒマラヤ区域研究センター、「一帯一路」研究センター、エネルギー外交研究センターに引き継いで設立された機関である。ラテンアメリカ研究センターは、学会のラテンアメリカに関する研究を深め、ラテンアメリカ地域での影響力を向上させ、中国との協力前進を実現することに大きな力を発揮している。
主任は中国のラテンアメリカ研究の権威者、中国社会科学院の名誉学部委員、ラテンアメリカ研究所研究員の徐世澄である。 半島平和研究センター
半島平和研究センターは東北アジア地域の平和、安全、安定を実現して東北アジア地域の各国、各民族の相互理解を深め、政治、経済や社会問題での対話と協力を推し進めることを目標としている。
ヒマラヤ区域研究センター
ラサ弁公室は察哈爾(チャハル)学会の北京、上海、香港に引き継ぐ第四の弁公室である。ヒマラヤ区域研究センターは「一帯一路」研究センター、エネルギー外交研究センターの後に設立された研究センターである。
「一帯一路」研究センター
「一帯一路」研究センターは「一帯一路」イニシアティブの宣伝、実施、リスク管理を支え、学会の公共外交、企業外交などの分野での力強さを利用して「一帯一路」研究にサポートしている。毎月『察哈爾「一帯一路」研究動態』を発行している。
エネルギー外交研究センター
エネルギー外交研究センターは「一帯一路」研究センターの後に設立された研究機関である。我が国の国情と世界情勢に合わせてエネルギー外交戦略をアピールして実行し、国の利益の確保などに民間の知恵を提供している。